復刻NHKシルクロード
約20年前に放送されたNHK特集シルクロード第2部が最近深夜に再放送していますね。たまに見たりしています。
それとは別にある歴史系の本を読んでいたのですが、これら2つの内容がたびたび関連付いて、個人的にちょっと面白かったので記事にしてみます。
例えば「湖底に消えた道 -幻のイシククル湖に潜る-(1983年11月7日)」の回で、当時ソ連の一部であったウズベキスタンの首都タシケントの街の広場でレーニンの銅像がアップになるのですが、先の本にはこういう記述があります。
タシケントの新市街の中心に、チムール広場があり、そこに馬に乗ったチムールの銅像があった。(中略)実は、ソ連の中の共和国だった時代には、その場所にレーニンの銅像があったのだそうだ。独立後、もうレーニンの時代でもあるまいということになって銅像を変えたのだが、どの時マルクスの銅像にしたというのが、時代が変わるときの困惑をよくあらわしている。(中略)その後、わが国の歴史上の英雄といえばこの人ではないか、ということで、チムールの銅像が建てられたのだ。
本の方を先に読んだのですが、タシケントの名前を聞いたときにはピンとこなかったのですが、レーニンの銅像を見て、あ、これは!と思いました。
本で紹介されている、さらにその昔の風景を見ることになろうとは。
もう一つは、これも同じ回からなのですが「オトラルという国にチンギス・ハーンの国の商人がやってきたとき、オトラルの城主が商品目当てに商人達を皆殺しにしてしまい、激怒したチンギス・ハーンがオトラルを滅ぼした。オトラル城主は目と耳から溶かした銀をそそがれて殺された。」というようなくだりがシルクロードの番組で紹介されました。
本の方でも同じくだりが紹介されていましたが、実はその商人達はチンギス・ハーンのスパイで、始めからオトラルを攻撃するつもりで送り込んだものだったのだ、というような紹介に変わっており、なるほど20年のうちに新しい研究成果でも出たんだろうなあと勝手に納得してみたり。
いずれにしても、海外といえばダビンチ・コードに代表されるようなキリスト教中心の物語が多い中で、こうやってアジアやイスラムの歴史に触れられるのは新鮮だし、なんか馴染むものがある。
NHKスペシャル|新シルクロード 激動の大地をゆく(全7集)

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